やっぱりカメラは金属製に限ります。
ロシアのライカコピー機のゾルキーです。
KMZ(クラスノゴルスク機械工場)製でこのカメラは1954年に製造されています。
「ЗОРКИЙ」とは目敏いとか洞察力があるとか注意深いと言う意味があるそうですよ。
ちなみにKMZは今も現役でカメラを作っています。
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KMZのロゴ
ところでロシアと言っていますが、
このカメラが製造されていた時はソ連だったので正確にはソ連カメラと言った方が正しいのでしょうか・・・?
このデザインセンス・・・なかなかおしゃれです。
現代のデジタルカメラ諸君も見習って欲しいものです。
ところでこのカメラ、友人から格安で譲ってもらったのですが・・・どうゆうわけかライカのレンズが付いています。
しかも距離計もこのライカレンズに完璧にあわせてあります。
まぁ別にいいのですが何か複雑な気分になります。
↑沈胴式のレンズです。
写真左が縮めた状態で右が伸ばした状態。
撮影するときに伸ばして持ち歩いたりするときはじゃまになるので縮めます。
スローシャッターのダイヤルが前面に配置されています。
巻き上げも巻き戻しもノブ式です。
特に巻き戻しの時は指が痛くなってしかたないです。
露出計も無いしファインダーのぞいてもいまいちどこまで写ってるのかよくわからないし・・・
今のカメラとはかけ離れた場所にいる存在です。
しかし「写真機を操作する」という楽しみ教えてくれる、 そんなカメラです。