ネパールもお金の単位はルピーであるけども、インドのルピーとは違う。
通貨の呼び方が同じだけで価値もお札も結構違う。 ちなみにスリランカもルピーだが、たぶんインドルピーと同じではない。
呼び方が一緒だからややこしいのでネパールのルピーと意識して言いたい時はネパリールピー、またはネパールルピーと発音すればいい。
書き方はインドルピーがRsなのに対しネパリールピーはNC、またはNRsと表記する、でもRsとインドと同じように表記している所が多かったように思えるしREと表記されている場合もあるようだ。 国境付近では結構ややこしい。
シュールなお金デザイン。
ネパールでは1ルピーはあまり流通していない、でもマッチやロウソクなんかは1〜3ルピーで買えるので買ってお釣りをもらってみるとほとんど硬貨の1ルピーや2ルピーで帰ってくる。
でもまれに紙幣に出会うことがある。
こんなヤツだ。 表には一世代前の国王の顔がプリントされている。
でもこの紙幣はそんなにレアではない。
私は偶然にもすごくレアな紙幣を手に入れた。
ジャナクプルのバス予約オフィスのおじさんにもらったのだがなかなかどうして面白いデザインなので紹介しよう。
この1ルピー紙幣。 もはや何世代前の国王か分からないのだが時代を感じる。
問題は裏側。
これ、紙幣中央の謎の立体物に注目して欲しい。
まったく、意味が分からない。
チョット拡大写真を見てもらおう。
ほら、何だか凄くシュール。
もはや芸術の領域に達しているようにも思える。
これくるくる回るんだろうか・・・ でも人々の顔が凄く暗い気がする。
何かその儀式にでも使うのでしょうか。
山を歩いている時に雇ったガイドのアーサーにこの紙幣を見せて聞いた。
『この紙幣の絵は何か知ってますか??』
『I looked for the first time』(初めて見た)
と言っていたのでこの紙幣がいかに流通量が少ないかがよく分かった。
だってネパール人のオッサンが知らないぐらいなんだから。
でも、問題の立体物のことはよく知っていた。
「この立体は祭りやイベントの時にくみ上げて村人たちでグルグル回して遊ぶんだ!!」
「it so exciting」
と言っていた
どうやらかなり凄いスピードで回すそうだ。 怖すぎるな。
『この行為に何か意味があるの?』
と訊ねても彼は、
『ソー エキサイティング』
としか言わなかった、 本当に意味は無いのか、または日本人には理解出来ないから説明を省いたか、もしくはもっと他の理由があったのか・・・・ 真相は謎のまま・・・
山歩きの途中で面白いものを見つけた。
そう、一目でいいから実物が見たい、そう願ったから叶ったのか、結構たくさんあるものなのか、真相は分からないが2台も見つける事が出来た。
茂みの向こうに・・・
凄い、完全体ではないけどもアーサー曰く祭りの時にパーツを組上げるのだと言う。
もう一台はコレよりも巨大だった。↓ しかも羽の枚数が多い。
世の中には色々な遊びがあるものだ。
そんなことよりこれ、、、まわっている所を見てみたい。