フジカGS645W

1983年(昭和58年)にフジフィルムから発売されたセミ判(645判)ワイド専用機。
レンズシャッター採用のカメラで距離計は入ってません。

レンズ交換も出来ません。

極めてシンプルな構造です。
一応露出計は内蔵されています。(割と正確)

距離計が無いと言うことは当然ピントは目測です。
要するに自分の目で距離を測れと、言うわけですね。

しかしまぁ645判で45mmレンズと言うと35mm換算で28mmくらいの広角なので意外に何とかなります。
と言うか写真やってたら距離を目で見て測るくらいは出来る用に訓練するのが普通ですものね。

あ、いや厳密に計るのは無理ですよ。
だいたい3メートルとか5メートルとかね。

ホントにシンプルです、
無駄な装備はすべて取り払ってとことん小型軽量にしています。

ホールディングは良好ですがピント、絞り、シャッタースピードの操作系が小さくまとまっているためか、
なれるまで変な操作をしてしまいます。

使う用途がかなり制限されるように思いますが、
いいカメラですね。このように割り切った性能のカメラは好きです。
この時代のデザインも個人的には好みです。
 この適度なダサさ加減がいいわけです。


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